大阪・関西万博 ASEAN対話イベント登壇レポート

2025年5月25日、Social Innovation Japan(SIJ)の共同代表ルイス・ロビン敬が、大阪・関西万博で開催された特別対話・ディスカッション「私が望む未来:ASEAN、日本、そしてその他地域に広がる、スマートで持続可能かつ包摂的なコミュニティ」に登壇しました。

このセッションでは、東南アジアと日本から、環境保全、生物多様性、インフラなど様々な分野の専門家が集まり、これからのコミュニティのあり方について、実践的かつ大胆な視点から意見を交わしました。

🌟 対話の中で特に印象的だったポイント:

💛 スマートシティには「人の心」が必要
センサーやスクリーンが多いことがスマートなのではなく、「人々が安心でき、つながり、力を持てる」と感じられることが本当にスマートなコミュニティの姿。

🛠️ テクノロジーは目的ではなく「手段」
技術的な解決策が本当に重要なのは、それが人々の生活を向上させるとき。特に、これまで取り残されがちだった人々にとって意味のあるものでなければならない。

🌍 「包摂性」はオプションではない
社会の周縁にいる人々と共に、彼らの視点からデザインすることは、ただフェアなだけでなく、より強靭で持続可能な成果を生む鍵となる。

🌱 AIだけじゃない、「自然に根ざした知恵」も重要
今やAI(人工知能)が注目されがちだが、「自然ベースの解決策」は過小評価されている。在来種の植樹や、先住民族の知恵など、「祖先の知性(Ancestral Intelligence)」の力も忘れてはならない。

イベント主催のASEAN日本センター、そしてご一緒した素晴らしいパネリストの皆さんに、心から感謝を申し上げます。そして、私たちの対話のハイライトを美しく記録してくださったグラフィックレコーダーの皆さんにも感謝です🙏

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