World Ocean Day(世界海洋デー)ワークショップを実施しました

 
 

Social Innovation Japanは東京にて、大手海運会社の皆さまを対象に、World Ocean Day(世界海洋デー)ワークショップを開催しました。

テーマは、海洋環境とサステナビリティ、そして企業がポジティブなインパクトを生み出すために果たせる役割です。

当日は、生物多様性の喪失、海洋酸性化、プラスチック汚染、脱炭素化など、海が直面するさまざまな課題を取り上げました。あわせて、これらの課題を数値や目標としてだけでなく、私たちの日常生活や文化、そして一人ひとりが大切にしているものとどうつながっているかを考える機会にもなりました。

参加者の皆さまから特に反響が大きかったのが、ユーグレナによる「The Day Sushi Disappears(寿司が消える日)」というキャンペーンです。気候変動の影響で、日本で親しまれている寿司ネタが将来食べられなくなる可能性を、「最後に予約できる日」として示すというものです。海水温の上昇や海洋酸性化、海洋生態系の変化といった課題を、身近な食文化である寿司と結びつけることで、海の変化をより実感を持って捉えるきっかけとなりました。

この事例からは、サステナビリティに関するコミュニケーションでは、情報を伝えるだけでなく、人々の関心や感情にどう働きかけるかが重要だという議論も生まれました。課題の大きさを理解するうえでデータは欠かせませんが、人が考え、対話し、行動を起こすきっかけとしては、身近なものとのつながりが大きな力を持つことがあります。

ワークショップでは、企業がサステナビリティを「責任」としてだけでなく、社員や顧客、ステークホルダーとともに未来を考える機会として活かしていく可能性についても、参加者の皆さまと議論しました。

SIJでは、サステナビリティやインパクトを生み出すビジネス、そして意識を具体的な行動へとつなげるためのトーク、ワークショップ、プログラムを企画・実施しています。